2015-08-06 update
スイカの種飛ばし名人はトランペット名人?‐コラム22
スイカの種飛ばし名人はトランペット名人?
夏休み。
海とかでスイカを食べた時に、種をブーッて飛ばしたことありませんか?
(マナーは守りましょう)
実はこのスイカの種ブー。
トランペットの演奏と関係があるんですよ。
なんだと思いますか?
今回のテーマはそんな
「スイカの種ブー×トランペット」
トランペットを吹いてみたことありますか?
リコーダーぐらいは小学校で吹きましたね。
そう。吹けば鳴りました。
てっきりトランペットもそうだろうと思って息を吹き込んでみると・・・
「スーー(ん?)、スーーーッ(あれ?)、(えい!)ぷス~~~~~。。。」
鳴らないのです。
ドレミ以前に、まず音が出ない。
一体どうしてでしょうか?
実は、トランペットで音を出すには、唇を振動させないといけないんです。
ただ息を吹き込んでも鳴らないんですね。
そう。
ここで登場するのがスイカの種ぶー。
スイカの種を飛ばす時の唇をイメージして下さい。あんな感じです。
「ぶーっ!」ってなりますよね。
華やかなトランペットの音色とスイカの種ブーは似ても似つきませんよね?
しかし実は、トランペット演奏中の唇はこのスイカの種ブー状態にあるのです!
このブーッという細かい振動を、トランペットの中に送り込みます。
するとブーの振動が管の中の空気に伝わり、一緒に振動するのです。
実はこの、振動する管内の空気の柱が、ギターの場合の弦にあたるもの。
トランペットの“音”の本体なんです。
スイカの種ブーはその振動源なんですね。
知らずに吹くと全く鳴らないトランペット。
でも、きちんと先生にコツを教われば意外とすぐに音が出せるんです。
最初は少しだけ唇がしびれる感じがしますが、すぐに慣れますよ。
トランペットはとてもカッコイイ楽器なので憧れる人も多いと思います。
大人になってからでも全然平気なのも嬉しいところです。
スイカの種飛ばしだと思って、気軽にチャレンジしてみてはいかがですか?
関連記事
【トロンボーンは神聖な楽器だった!?】
“神の楽器トロンボーン”を初めて世俗音楽に使ってしまったアノ有名人とは!?
【法螺貝とトランペットが親戚だって!?】
大河ドラマでよく見る法螺貝とトランペットは実は「似たようなもの」。何を隠そう、法螺貝の英語名はなんと・・
【サックスは人の名前です】
えっ?と思ったそこのアナタへ。意外と知らない?サックス誕生のお話。
【問題】木製の金管楽器はな~んだ?
サックスやフルートは金属でできた木管楽器。では木材でできた金管楽器は?
【あいまいな絶対音感もあるって本当?】
通称“だいたい音感”とも言われる「絶対じゃない絶対音感」とは?
スイカは夏だけですが
トランペットは年中楽しめます
無料体験レッスン受付中。