2015-10-03 update
アコースティックギターとフォークギターの違い‐コラム41
アコースティックギターとフォークギターの違い
「アコギとフォークギターって何か違うの?」
「てかフォークギターって何を指すの?」
実はコレ、音楽教室の受付をしていて最もよく聞く質問の一つなんです。
どちらも漠然と同じようなイメージを持っている方が多いようですね。
今回はこの2つの用語について解説します。
モヤモヤしていた方、スッキリして下さい♪
【アコースティックギターとは】
アコースティックギターとは、その名の通り“アコースティックなギター”の事です。
つまり、電気を使わないギター。基本的にナマ音で演奏するギター全般を指す言葉です。
【フォークギターとは】
このアコースティックギターは、大きく2種類に分けられます。
それは「金属の弦を張るギター」と「ナイロン(又はガット)の弦を張るギター」です。
そしてこの金属弦を張るギターの方が「フォークギター」と呼ばれるのです。
【つまり】
「アコースティックギターの1種としてフォークギターがある」というのが正解です。
が、あくまでこれは“そもそも論”です。
実際は「アコースティックギター」という言葉は(ナイロン弦に対して)金属弦を張ったギターを指して使われる事が多いようです。
つまり、実際は「アコースティックギター=フォークギター」と呼ばれているのです。
そもそもの意味と実際の使われ方が微妙にズレているので、混乱してしまうんですね。
なので“両者の違いはあってないようなもの”というのが実際のところかもしれません。
【ナイロン弦を張るのはクラシックギター】
ちなみに、ナイロン弦を張るギターはクラシックギター、ガットギター等と呼ばれます。フラメンコギターもこちらのグループに入ります。
だから、本当はクラシックギターもアコースティックギターの1つなんですよね。
でも実際は「ナイロン弦のクラシックギター」と「金属弦のアコースティックギター」という意味でよく使われるのですね。
う~ん、ややこしいですね~。
ということで、
今回はアコースティックギターとフォークギターの違いについてのお話でした♪
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