2015-07-18 update
ギター初心者さんのためのピック選び講座‐コラム16
楽器屋さんに行ったらあまりの種類の多さにびっくり!?初心者さんにおススメのピックとは?
「よし、ギターを始めるぞ!」
そう意気込んでギター屋さんへ。
そしてピック売り場に行ってみると・・
えっ!?こんなにあるの!?
あまりの種類の多さにびっくり!!
なんてギター初心者さんはいませんか?
最初のピックは何を買ったらいいの?
今回はそんなギター初心者さんへ。
ピックの種類と選び方を簡単にご紹介♪
さて、ピックを選ぶ時のポイントは2つ。
「形」と「厚さ」です。
順番に見ていきましょう。
【ピックの形は大きくわけて2種類】
ピックには非常に多くの型がありますが
大きくは、2つの種類に分かれます。
1.オニギリ型
このオニギリ型ピックは主に
アコースティックギターを使ってコード弾きをする人や
カッティングをする人に好まれているようです。
ピック自体の厚さが薄めに作られている物が大半で
コード弾きがとてもスムーズに行えます。
2.ティアドロップ型
このティアドロップ型のピックですが
オニギリ型に比べると、やや厚みがあり、硬い音が出せます。
おもにエレキギターでロックなどの音楽を弾くプレイヤーに好まれるようです。
この2つを比べてみると
オニギリ型の方はピックが弦にあたる面積が多い為、より豊かな音が出せます。
それに比べ、ティアドロップ型のほうは
写真で見ると分かるようにピックの先が鋭角であるため
弦から受ける抵抗の量が少なくなり
弦を弾く際のピッキングがスムーズに行えるという利点があります。
なので速いフレーズを弾くことが多いロックなどの音楽で
使用されている事が多いようです。
もちろんエレキでもオニギリ型を使い
アコギでティアドロップ型を使うプレイヤーさんもいます。
【ピックの厚さは大きくわけて3種類】
ピックを持ってみるとなにやら数字が書いてあります。
この数字はピックの厚さを表します。
数字が大きいほど、ピックの作りが厚く、硬いピックになっていきます。
ピックの厚さは大きく3種類に分かれます。
・シン (Thin) 0.5mmくらい
・ミディアム(Midium) 0.6mm~0.9mmくらい
・ヘビー(Heavy) 0.9~1.0mm以上
プレイヤーの皆さんはいろいろ使って好みで選んでいるようですね。
【最初はどれを選んだらいいの?】
ピックは自分に合えばそれが一番です。
そうは言っても初心者さんには
どれを選んだらよいか分からないですよね。
そこで、強いておススメするとしたら
まずはオニギリ型のミディアムで始めてみる
のはいかがですか?
オニギリ型は3つの角が全部使えますから長持ちもしますよ。
デザインも豊富ですから、まずは見た目の愛着がわくものでもよいでしょう。
愛着はとっても大事です。
オニギリ型のミディアムを出発点に
ティアドロップを試してみたり、厚いものや薄いものを試して
自分にしっくりくるものを探してみてはどうでしょうか?
ピックは1枚100円程度で買えます。
いろいろ試して、お気に入りの1枚を見つけて下さいね。
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