2015-07-06 update
エイトビートってよく聞くけどナニ?‐コラム12
ドラムのキホン。なんとなく言葉は知ってるけど、はて?どんなビートのこと?
ドラム用語でエイトビート(8ビート)という言葉をたまに聞きませんか?
何となくキホンというか、カンタンというイメージで耳にすると思います。
では実際、エイトビートってどんなドラム演奏を指すのか、ご存知ですか?
今回も意外と知らない(?)ドラムのキホン用語“エイトビート”をご紹介します。
まずは名前の解説から。
エイトビートのエイトとは8分音符の8。
つまり、リズムの基本が8分音符単位でできているリズムパターンのことです。
具体的には、ハイハットの「チッチッ」という刻みですね。
あるいはバスドラムの「ドッドッ」というビートが8分音符で動くものです。
例えば、サザエさんのオープニングの最初のドラムを思い出せますか?
「サザエでございまーす!」のすぐ後に入るドラム。
ああいうのがエイトビートです。
もちろん、部分的には16分音符などの細かい音で動く事もありますよ。
でも大きなノリやリズムが8分音符で流れていれば、それは8ビートなんです。
同じ意味では4ビート(フォービート)も。
さらには16ビート(じゅうろくビート)なんていうのもあります。
たしかに、ドラムの練習はこの8ビートから入ることがとても多いです。
カンタンそうなイメージも持ちがちです。
しかし、ここが音楽の奥の深いトコロ。
一見シンプルなビートでも、叩く人によって全っ然ノリが違ったりするんです。
ごく基本的で、何てことないビートでも、叩く人が叩くとすっごくカッコイイ。
あなどれません、エイトビート。
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