2015-08-03 update
子犬のワルツ に匹敵する知名度を誇る 豚のワルツ とは!?‐コラム21
「子犬のワルツ」に匹敵(いや凌駕?)する知名度を誇る「豚のワルツ」とは!?
スウェーデンで「豚のワルツ」と呼ばれている曲があります。
この曲、おそらくほぼ全ての日本人が知っているあの超有名曲なんです。
そしてこの曲、
ロシアでは「犬のワルツ」
ハンガリーでは「ロバのマーチ」
メキシコでは「お猿さん」
キューバでは「アヒルの子たち」
など、世界中で賑やかなネーミングがなされています。
では、日本での呼び名は何だと思いますか?
正解は・・・
“ねこふんじゃった”
誰もが知ってる「ねこふんじゃった」。
こんなにも世界中で愛されていたんですね。
それにしても名前がバラバラすぎですね。
このネーミングの豊富さは動物だけにとどまりません。
カナダでは「橋」
デンマークでは「公爵夫人」
アメリカでは「箸」
そして極めつけは
フランスの「カツレツ」。
豚さんも踊ったり食べられたり大変です。
なぜこんなにバラバラなのか不思議ですよね。
しかし実は、ねこふんじゃった(日本名)は
作者や作曲年代、発祥国すら分かっていない謎の曲なのです。
日本でもとってもポピュラーですが、
様々な国の名前を見ても、世界中で愛されてきた事はよく分かりますね。
それにしても
「音楽は言葉の壁を越える」とは言いますが
随分と自由奔放に越えたものです。
こんなにも様々なイマジネーションをかき立てる曲はなかなかありません。
作った人はスゴイと思いませんか?
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