STAFF INTERVIEW先輩インタビュー
教室講師
城島 恵子JOSHIMA KEIKO
ピアノ科講師ピアノ講師歴11年
規模も知名度もある会社ですから、講師にとっても色んなメリットがありますよ。
私は音大のピアノ科を卒業してから、自分の演奏活動や音楽の勉強を続ける傍らで、ずっとスガナミ楽器でピアノ講師を続けています。
スガナミ楽器さんは規模の大きい楽器店ですから、色んな楽器や楽譜が揃っていますし、生徒さんもたくさんいらっしゃいますので発表会やコンクールの規模も大きいし、ここで講師をさせていただいているメリットはたくさんありますね。
現在、私が担当している生徒さんは35人で、小学生から80歳過ぎのご婦人までいらっしゃいます。小学生と中学生の女子が中心ですが、30代以上の方もたくさんいらっしゃいます。なかには中学生のお嬢さん、そのお母さん、そして祖母の方と親子3代でレッスンを受けておられるご家庭もあるんですよ。
ピアノ講師の仕事をしていると、自分の視野が広がりますね。生徒さんによって、得意なことや苦手なことが違うし、教わったことを吸収するスピードも生徒さんによって異なります。
だから、教え方も一人ひとり異なるんです。
この生徒さんは何が出来ていて、何が出来ていないんだろう。それを見極めながら教えて、ひとつひとつ段階を上げていくようなレッスンをしていますので、自然と、色々な方々に対して、幅の広い対応が出来るようになりました。
また、小学生や中学生の生徒さんには、ピアノを教えるだけではなくて、「人として大切なあいさつやマナーがしっかりできるように。そして、人に対して感謝を伝えられる人になって欲しい」という思いで接しています。レッスンを受けることでそういったことも吸収してくれると嬉しいですね。
発表会のときには、生徒さんの姿に感動を覚えます
レッスンの成果をお披露目するために発表会を定期的に開催していますが、発表会は感動しますよ。生徒さんがいつもと違う環境のなかで緊張しながら、いつもと同じように演奏できる。それだけで「すごい!」って思いますね。
また、大人の生徒さんが発表会の時に、演奏する前に自分の音楽への思いを語ったりされることがあるんですが、その時には生徒さんの人生を垣間見た気がして、ジーンと感動することもありますね。ある発表会の時に、杖をついている生徒さんが、ステージの上で、「私の心の支えは、この杖と音楽です」と仰ったんです。その時には、その生徒さんが演奏している姿に感動して思わず涙を流しちゃいました。
「どんな講師でありたいか?」ですか?
そうですね。音楽って生活のなかで削られやすいものなんですが、それでも人が生きていくためになくてはならないものであり、世界中のどんな人にとっても根本的なものだと思うんですよ。
だから、色々な人達が、音楽を人生のお供として楽しんでいけるきっかけづくりになれる講師であれればいいなと思いますね。私のレッスンを通じて、生徒さんが音楽をずっと楽しめていける。そんな講師でありたいですね。
※上記掲載情報はインタビュー当時の情報です