バスティンパーフェクトセミナーin経堂レポート
2018-01-12 update
2017年4月よりスタートした『バスティンパーフェクトセミナーin経堂』
8月から12月まで5回にわたり、池川礼子先生・藤原亜津子先生による『ベーシックスシリーズ』の講座がおこなわれました。
ベーシックスシリーズは小学生~初心者の方を対象に進めていく、一番需要のあるテキストではないでしょうか。学習内容は、
- 基礎の知識を説明して、次の曲で実例を示す
- 名曲に親しめるように各レベルごとに紹介している
- 和音の転回形はレベルごとに難易度を上げている
- 5指からリズムも細かく発展していく
- スケールの広がりは1オクターブ~2オクターブ
- 和音はⅠの和音(基本形)から転回形の発展
- アルペジオ 和音から様々な伴奏形を学ぶ
- 長3和音→短3和音
- 短音階→平行調=調号が同じ
- 主音が同じ(例:ハ長調・ハ短調)→同主調=調号が違う
- 長3和音→増3和音
- 短3和音→減3和音
- 2オクターブのスケール
- カデンツ 5つの和音(例:C・Cm・Caug・Cdim・C7)×12種類=60個
これらを計4冊のテキスト、ピアノ(ピアノのおけいこ)、セオリー(音楽の勉強)、テクニック(指の練習)、パフォーマンス(ピアノの演奏)をもとに進めていきます。
バスティンのテキストは名曲のアレンジが多いのが特徴です。ただ弾くのではなくオーケストラの原曲を聴いてみたり知識を広めていくことができます。
自分の経験を語り『あなたはどう?あなたはどうする?』を引き出す努力を常に心がけ、音楽をとおして心と精神を保護者とともに育てていく、こどもの感性を育てるために指導者はどうすればいいのか、そのヒントをたくさん教えていただきました。
ベーシックスシリーズを終え、中級シリーズへ進むと大変よい方向性へ導かれます。
中級ピアノコース1は1月25日(木)よりスタートです!
ベーシックスプリマー中級ピアノコースの4講座
ゴールを意識し、現在あるべき姿を「逆算」することで上達のスピードが驚くほど上がる指導法。決して読譜嫌いを作らない指導のコツも必見です。
講師:池川 礼子