G.ヘンレ原典版ワークショップへ参加しました!
2017-10-09 update
朝晩、涼しさを感じる季節になってきましたね!
先日ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスさんの出版部にて弊社のスタッフ4人が研修を受けて参りました。
今回はG.ヘンレ原典版ワークショップでヘンレ社の営業部長でもあるズィグルン・ヤンツェン博士をお招きして、同時通訳(ドイツ語!)をしていただきながらのお話でした。
ここではヘンレ版の楽譜についての豆知識を少しだけお伝えできたらと思います!
ヘンレ社の楽譜ではBachの全ピアノ作品、Mozart・Beethovenのピアノソナタ集には運指あり/なしの両方の版が出版されています。
同じ曲でのあり/なし見分け方としては運指ありの場合HN1という出版番号は運指あり!HN1001は運指なし(MozartのPianoSonata第1巻)HN14はありHN1014はなし(Bachの平均律クラヴィーア第1巻)というように出版番号を分かりやすくしています!
ピアノの運指の数字に注目した事はありますか?
実はヘンレ社では運指の数字が普通(正体)の場合出版社(校訂者)による運指で斜体は作曲家本人による運指なのです♪
画像の譜例の中で左手の指使い上段が出版社(校訂者)の運指、下段がChopinの残した楽譜に書かれていた運指です!(画像を参照ください)
勉強不足なのでこんなこと知ってるよ!という内容でしたらごめんなさい。
また少しずつ書いていければと思います★